こんにちは。ストレス社会の歯車のひとり、アケタニです。
今回は、私が普段やっているストレス解消法のひとつを紹介したいと思います。
ストレスとは一生つきあっていくしかない
毎日毎日、
眠い辛いと思いつつ起きて、
出たくないのに布団から出て、
見せる相手もいない化粧をして、
乗りたくない満員電車に揺られて、
話したくもない同僚とやりとりして、
電話応対に追われて仕事が進められず、
サボりがちな上司に仕事を押し付けられて。
帰ったら帰ったで、
話す内容が愚痴ばかりの奥さん、
全く家事をしてくれない旦那さん、
チクチク嫌味を言ってくる姑舅さん、
風呂や食事を嫌がって暴れるお子さん。
世の中にはストレスのもとがいっぱいですよね。
毎日みなさんお疲れ様です。私もです。
職を変えるとか人間関係を断つとか、ストレスを軽減する方法はあってもゼロにする方法はないと思っています。
人からのストレスを書くことで発散
ストレスといえば、やはり誰かからのアクションが原因じゃないでしょうか。
それも、何らかの理由があって相手にはそれを伝えられなかったりします。
- 力関係的に難しい(上司、夫・妻、両親)
- 今後の関係に影響すると困る(同僚、友人)
- 伝えても理解できない(子ども、赤ちゃん)
- 伝える方法がない(昨日ぶつかられた他人、ネット上の匿名者)
- そもそも伝えるのが苦手
理由が複数にまたがることもありますよね。
日々の疲れを癒すにはいっぱい遊んでゆっくり寝るのがいいんですが、こういう誰かに対する負の感情って、その最中にも思いだしちゃったりするんです。
私事ですが。
私は、これを「書く」ことで発散させています。
- 書く
- 読む
- 消す
単純なことですが、これが結構ばかにできません。
上の中でも想像しやすいのは「書く」じゃないでしょうか。
一番「発散」感がありますもんね。
ですが、「読む」「消す」も大事だと思っています。
書く
これはシンプルに、ストレスを与えてくる相手への恨みつらみを書き連ねます!笑
何に書いてもいいですが、やっぱり紙に直接書くのが効果は高い気がしますね。
ただ一番早く書けるので、私はPCのテキストエディタ(Windowsだとメモ帳など)が多いです。
コツとしては、内容や感情を具体的に書くこと。
すでに消しているのでうろ覚えですが、前に書いたものを書き出してみました。
※一例なので、読まなくても大丈夫です。
同僚が作成した資料に不備があったので修正依頼、1週間報告なし。
確認すると「途中までやっているがまだ終わっていない」らしい。
「途中まで」というような量じゃない。
私が渡した依頼資料をみれば10分程度で終わる程度の作業。
どう考えても、そもそも資料を見ていない。依頼自体忘れてそう。
なのに「もちろん覚えてましたよ」て顔するし、謝りもしない。
忘れてたことはしかたないけど、せめて謝れ。
嘘ついてるのが一番腹たつ。
絶対忘れてたやろ。
同僚とはいえ10以上年上で、私よりたくさんお給料もらってるくせに仕事してよ。
仕事中にまとめサイト見る時間あるくせに。
あ〜〜〜きら〜〜〜い!
どういうことをされて腹が立ったのか、何が一番許せないとか、「嫌い」などの感情もしっかり書きます。
読む
読むことのメリットは主に2つ。
- 自分の感情と状況を整理でき冷静になれる
- 理解者がいるような気分になれる
感情と状況の整理
カーッとなっているときって色々なことに気づかないですよね。
一度文章に落とし込むことで、気づくことがたくさんあります。
書くときに「内容や感情を具体的に書く」としましたが、ここで活用するためです。
先の例でいうと、
忘れてたことはしかたないけど、せめて謝れ。
嘘ついてるのが一番腹たつ。
同僚の不誠実や嘘つきは、私にはどうにもできないので諦めます。
時間をかけて良くないと伝えるほど親切にはなれません。
(部下なら教育すべきでしょうが)
同僚が作成した資料に不備があったので修正依頼、1週間報告なし。
でも、ここ。
読みながら「ここはもっとやりようがあったかも?」と気づきました。
- 依頼時に期限を指定しなかった
- 指定しなかったのはすぐ終わる内容だと思ったから(10分程度)
- いつも忙しそうなので急かさないよう配慮したというのもある
- だけど、同僚の性格だと対応が遅くなる可能性は高い
- それなら期限を指定すべきだったかも
自分のために、より物事がスムーズに進むよう次からこうしよう。
- 緊急でなくとも期限を指定する
- 指定した上で都合が悪いようならリスケする
- 1週間待ちはナシ、少々くどくても次から翌日、終わってないなら毎日確認
書くことによって、その時は気づかなかった解決策を思いついたりします。
自分自身が自分の理解者になる
みなさんはTwitterやってますか?
Twitterの活用法はたくさんありますが、理解者を求めてやっている人は多いと思います。
私の友人にもいますが、子育ての苦労を分かち合ったり、仕事の愚痴を言ってはげましあったりですね。
それを、自分ひとりでやってしまうんです。
自分の一番の理解者は、どう考えても自分なんですよ。
「わかるわ〜!」てなるに決まってるじゃないですか。
自分の書いた文章を読むんですから。
「読む」だけで、自分のことをわかってくれる人がいる気分になれます!
読むという行為で客観視することで、自分ではない人の意見を取り入れたと脳が誤解してくれるのでは?
と私は勝手に考えています。
(残念ながら科学的に立証した論文は見つけられませんでした)
自分の文章って、どれだけ拙くても意図を100%理解できるじゃないですか。
理解できることって気持ちいいので、その気持ちよさもストレス解消の一環になっているのかもしれません。
消す
証拠隠滅が目的ではないです。
書き連ねた内容にもよりますが、スパッと消すととてもスッキリしますよ!
「私はずるずる引きずらないイイ女!」とか考えながら消します。
紙ならクシャクシャ!ポイッ!です。
書き出してる時点で全然引きずってるんですけどね。笑
私は「消す」を、気持ちをリセットするきっかけにしています。
筆記開示
この記事を書くにあたって科学的な裏付けがないか調べたところ、近い内容の「筆記開示」というものがありました!
どうやら心理療法の世界ではかなり昔から検証されているもので、効果も立証済み。
「誰かからのストレス」に限らず、負の感情全般に効果があるそうですね。
筆記開示とは、簡単に書くと以下のような手法。
- 寝る前などに20分程度、自分の感情をひたすら書く
- 最低4日間続ける(未満では効果が薄い)
- それを行うことによって幸福感が高まる
私がやっていることとかなり近く興味がわきました!
筆記開示に関する書籍や論文もあるので、まずは読んでみないとですね。
こちらの方がより効果を感じられたら、また改めて記事にしたいと思います。