- 槽乾燥の効果を知りたい
- 槽乾燥機能付き洗濯機が知りたい
- 洗濯機・洗濯槽の黒カビが嫌だ
- どんな洗濯機を買うか迷っている
- 酸素系漂白剤で槽洗浄は楽になったけど、やっぱり掃除はしたくない
洗濯機の槽にたまった黒カビ。
洗濯物につく黒いピロピロ……。
普段の洗濯では出てこなくても、酸素系漂白剤や洗濯槽クリーナーで洗浄すると黒っぽいカスが出てきて、見えなかっただけで汚れていることが分かります。
目に見えないまま、カビだらけの水で洗っていると思うとゾッとしますよね。
今回は、そもそも黒カビを発生させない方法を紹介します。
酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除方法に関しては、詳しいサイトをページの最後で紹介していますので、目次から飛んでくださいね。
タイトルで全部言っていますが、
というのが全て。
槽乾燥機能付の洗濯機はたくさん出てます。
例えばこちら。
後半で他にも紹介していますので、こちらもよかったら目次から飛んでくださいね。
槽乾燥とは、槽乾燥の意味は?
黒カビの原因といえば湿気です。
槽乾燥は洗濯槽の湿気をとるための機能。
15〜30分程度、温風で洗濯槽の裏側までカラッと乾燥させます。
うちの洗濯機では洗濯終わりにボタンひとつ押すだけと、使い方も簡単。
例えばパナソニックでは、実験の結果、槽乾燥を行うことで黒カビ発生を抑える効果が証明されています。
https://panasonic.jp/wash/special/kabi.html
槽乾燥の頻度は?
タイトルで思いっきり書いてますが「洗濯後毎回」。
洗濯後にボタンひとつ押すだけで、カビのリスクが下がるんですよ。
絶対やったほうがいいです。
後ほど、デメリットになりうる電気代についても触れますね。
実際に槽乾燥を続けるとどうなる?
洗濯機の状態
黒カビが発生しやすいのは見えない部分なので参考程度ですが、全く問題ありません。
(直前にフィルターのゴミを取ったので、その一部が落ちてしまってますが……)
黒いカス(黒カビ)
槽乾燥をするようになってピロピロした黒いカス、つまり黒カビは1度も見ていません。
酸素系漂白剤で槽洗浄
以前の洗濯機は槽乾燥機能はなく、酸素系漂白剤で槽洗浄をすると先の黒いピロピロがゾッとするくらい出てきました。
槽洗浄の方法に関しては後述するので、興味のある方は見てくださいね。
使用しているのは東芝の洗濯機。
昔の洗濯機で販売終了しているので、こちらが近いスペックの機種になります。
もちろん槽乾燥機能付き。
こちらが槽洗浄をする洗濯機。
- 3年ほど前に槽洗浄した洗濯機
- 洗濯後は毎回槽乾燥(自動15分)
- 掃除は糸くずフィルターのくず取りのみ
で、こちらがその洗濯機を槽洗浄した結果。
全然ピロピロ出ない!キレイ!!
汚れがたまっていれば、黒いピロピロや、洗濯洗剤の残りと思われる白っぽいカスがたくさん出ます。
3年掃除していないにもかかわらず、ほんのちょっっと灰色のカスが浮いただけ。
見た感じはほこりに見えます。
縁のあたりを掃除していなかったので、そこのほこりかな……?
槽乾燥めちゃくちゃ優秀です!!
槽乾燥による電気代は?
意外にも電気代は安い
こちらの方がまさに知りたかった内容を調べてくださっていました!http://astro.jp/p/5091
ブログをやめてしまわれたのか、アクセスできなくなってしまいました。
とても分かりやすかったのに残念……。
1ヶ月毎日使っても30円ほどと、費用対効果は抜群です。
槽乾燥運転1回あたりの電気代ですが、約1.1円でございます。
Astro.jp
1ヶ月毎日槽乾燥しても電気代はたったの33円
これなら気兼ねなく槽乾燥機能が使えます。
しかも確実な2パターンで確認されています。
ご自身での計測はさらに安価でした。
- メーカーに問い合わせ確認
- 実際に自分で計測
こちらの洗濯機は日立のものですが、メーカーによる違いはさほどないと思われます。
先の洗濯機の槽乾燥時間は30分。
東芝は15分なのでもう少し安い可能性も。
ビートウォッシュの最近のものはこの辺り。
洗濯槽の黒カビを発生させないためには
槽乾燥機能
まずは洗濯機の槽乾燥機能。
簡単で効果バツグンなので1番おすすめ。
乾燥状態を保てば良いので、機能がなくても対策をすることはできます。
そちらは次の項目で。
洗濯機に濡れたものを入れない
すぐ洗濯しないとき、濡れたものは一旦洗濯機のふちや洗濯かごにかけます。
洗濯機に入れるのは乾いてから。
可能な限りフタを開けておく
こちらもできるだけ実践しています。
ペットやお子さんのいらっしゃるお宅では、安全のためにもドラム式よりタテ型推奨です。
洗剤は分量通りに
洗剤を過剰に使うと、洗濯槽に残ってしまいカビの原因になります。
たくさん入れたからといって、分量通りより汚れが落ちるわけではありません。
糸くずフィルター
黒カビとはあまり関係ありませんが、清潔に保つという意味でこちらも紹介します。
もし白・灰色のホコリのようなものが付着する場合は、糸くずフィルター・ネットの問題。
うちのはこういうタイプですね。
そちらの掃除・交換で対応しましょう。
こういった商品を併用するのもアリ。
槽乾燥機能付きの洗濯機
東芝
うちのものと近いスペック。
省スペースなのが良いです。
ドラム式も。
日立
手頃な価格なら「白い約束」、
少しグレードをあげるなら「ビートウォッシュ」ですね。
パナソニック
槽乾燥がついている機種はこちら。少なめ。https://panasonic.jp/wash/product/vx/auto_cleaning.html
グレード高めなのでお値段もなかなか。
槽乾燥ではなく、乾燥機能付きというのもありですね。
ただこれこそお高くなってしまいます。
槽洗浄には酸素系漂白剤(オキシクリーン)
酸素系漂白剤を使用している理由
掃除をする頻度に合わせ、適切な洗浄剤を使っています。
うちではめったに槽洗浄しないので酸素系漂白剤を採用。
- 短期間(1ヶ月〜)なら塩素系
- 半年以上なら酸素系
参考:https://my-best.com/3403 ほか
短期間で塩素系を使い、年に1度くらい酸素系を使うのが適切なんでしょうが、ずぼら人間にはしんどくて……。
ほとんど汚れていないので(少なくともそう見える)、槽乾燥さまさまです。
ちなみに塩素系なら、市販のもの以外にも洗濯機のメーカーが出しているクリーナーがあります。
こういうのだと、洗濯機によって使える使えないを考えずにすむのでいいですよね。
槽洗浄に関するリンク
槽洗浄コースは非推奨?
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/wash/q_a/a135.html
https://taskle.jp/media/articles/141
実際に槽洗浄コースを使用して問題ないケースもたくさんあり、私も実際に試しましたが問題ありませんでした。
たとえば以下はオキシクリーンでの洗浄を紹介している記事ですが、こちらでは槽洗浄コースも推奨しています。
https://monkichilife.com/2017/06/01/oxi-clean/
こちらは洗濯機によるのかもしれません。
洗濯機の取扱説明書を読んで判断すべきですね。
コースを使用せず槽洗浄する
https://nanapi.jp/ja/96805
https://yourmystar.jp/c0_1/c1_8/articles/washing-tub-cleaner/
おそらく1番一般的かな?
手動で「洗い」や「すすぎ」を指定します。
面倒ですが、「まだ汚れが残ってそう→やっぱりもう1度まわそう」と調整しやすいのが良いです。
毛布コースを使用する
http://sekken-life.com/life/soap_kabi2.htm
なぜ毛布コースを使うと良いか、構造の説明があってなるほどなあと思ったサイトです。
古い洗濯機の場合、特に参考になりそう。
槽洗浄はもちろん大事ですが、ずぼら仲間さんはぜひ槽乾燥やってみてくださいね!